あなたの診察/検診時の血圧は?
あなたの血圧は、正常血圧です!
この血圧を維持できるように適切な生活習慣を心がけましょう。あなたの血圧は、正常高値血圧です!
生活習慣の改善を行いましょう。
3〜6か月後に再度血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高値血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
医療機関への通院を推奨します
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
生活習慣も意識してみましょう。
医療機関への通院を推奨します
生活習慣の改善を積極的に行いましょう。
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
血圧が高い時に、軽い頭痛、頭重感などの症状が見られることがありますが、大部分は自覚症状がないことが多いです。しかし、高血圧に頭痛を伴う場合、重大な病気が合併していることもあり注意が必要です。高血圧と頭痛の関係について詳しく解説していきます。
高血圧は症状の少ない疾患ですが、場合によって頭痛を伴う場合があります。急激な血圧の上昇とともに、激しい頭痛がある場合は高血圧脳症や、脳出血などの脳血管に関する病態のリスクも考えられますので注意しましょう。また、血圧は生活習慣だけでなくストレスや湿度、緊張など色々な刺激で上がりますので、頭痛によっても血圧が高くなることがあります。
頭痛を起こす重篤な病気としては、脳出血・脳梗塞やクモ膜下出血また脳腫瘍などがあり、生命の危険性を伴うこともあり注意が必要です。脳血管障害は頭痛の他に血圧が急に上がることや、吐き気を伴うことがあります。このほかに、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、緑内障、神経痛などでも頭痛が起こります。片頭痛は、吐き気、嘔吐、拍動性の頭痛が起こります。一般的な頭痛薬が効かないことも多く、トリプタン製剤が効果的であることも多いです。新しい有効な薬剤もありますから神経内科を受診してみてください。緊張性頭痛では、頭全体が締め付けられるような頭痛の症状があり、肩こりを合併することもあります。対処法として、筋肉の緊張をほぐすストレッチやマッサージが有効です。頭痛が頻回に起こる場合には、まず原因を調べるために脳神経外科や神経内科を受診しましょう。
血圧が高いことが原因で頭痛が起こるものに、高血圧性脳症が挙げられます。著明な高血圧(180/120mmHg以上程度)によって必要以上に脳の血流量が増加し、急性の脳の障害が生じている状態であり、直ちに降圧が必要です。また、ここまで血圧が高くない場合には自覚症状のないことが多いですが、時に頭重感を感じる方もいます。
180/120mmHg以上の血圧が高い状態が続き、頭痛、ふわふわするめまいが続く場合には、高血圧性脳症の可能性が考えられるため、至急病院を受診しましょう。また、それほど強い頭痛でなくとも、高血圧が持続する場合には、高血圧性脳症による症状の可能性もあり、早めの受診をお勧めします。
高い血圧と頭痛を伴う高血圧性脳症の場合には、心不全や腎不全、目の網膜出血や乳頭浮腫など他の臓器障害を伴うこともあります。物の見え方の変化、動悸などの症状が起こることもあり、いつもと違う症状が続いた場合には注意が必要です。また、高血圧性脳症は適切に治療されなければ脳出血、意識障害をきたし命にかかわることもあります。早めに受診し、適切な治療を受けましょう。
高血圧にならないためには、一般的に食事・運動療法が勧められます。食事に関しては減塩(1日6g未満)が勧められます。カリウムは血圧の上昇を防ぐ働きがあり、野菜、果物などのカリウムを多く含む食事が良いとされています。しかし、カリウムに関しては、腎不全を合併する場合には、過剰となる可能性があるため、主治医に確認をしましょう。また、カロリーに関しては、適正体重を維持するための適切なカロリー摂取が勧められます。肥満傾向がある場合には、減量をしましょう。
運動に関しては、有酸素運動が勧められています。ややきつい程度の運動(早歩き、スロージョギングなど)を毎日30分以上行うことが推奨されています。これらの食事・運動療法を行い、血圧をあげないようにしていきましょう。
高血圧になっても、軽度であれば生活習慣の改善で血圧を改善することもできます。また、高めの血圧が続く時には、降圧剤の内服を優先することもありますが、生活習慣の改善、減量で徐々に降圧剤を減量や中止できる場合もあります。
頭痛はさまざまな病気で起こりえます。その中でも高血圧を伴うものは注意が必要です。180/120mmHg以上の高い血圧の状態が続き、それに伴って頭痛が現れた場合には、高血圧性脳症の可能性もあります。高血圧性脳症は入院し早急な降圧が必要な重大な病気です。
また、高血圧は頭痛が伴わない場合も、放置しておくことで動脈硬化を進行させ脳血管障害や虚血性心疾患などの病気につながります。
高血圧は症状がないため病院にかからない人も多いですが、健康診断などで高血圧を指摘されたときは、早めに内科を受診して血圧のコントロールのための治療を始めることが大切です。
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会.高血圧治療ガイドライン2019.ライフサイエンス出版株式会社.2019.170p.978-4-89775-386-7 C3047
https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_hp.pdf