あなたの診察/検診時の血圧は?
あなたの血圧は、正常血圧です!
この血圧を維持できるように適切な生活習慣を心がけましょう。あなたの血圧は、正常高値血圧です!
生活習慣の改善を行いましょう。
3〜6か月後に再度血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高値血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
医療機関への通院を推奨します
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
生活習慣も意識してみましょう。
医療機関への通院を推奨します
生活習慣の改善を積極的に行いましょう。
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
「血圧の正常値はどれくらい?」「高血圧で見るべき血圧の数値は?」
実際に血圧を測定しても、それが正常値なのか、それとも高血圧なのか。どの値を目標にするべきかわからない方もいらっしゃると思います。
ここでは高血圧の基準となる血圧値や正常値についてまとめています。治療する上で目指すべき指標を知っておくことが重要です。
高血圧の診断に用いられる血圧の値には「診察室血圧」と「家庭血圧」があり、それぞれ診断基準の値が変わります。
生活習慣の改善により、降圧効果が期待できることがあります。
家庭血圧は、朝晩決まった時間帯に測定しましょう。
朝は起床後1時間以内に排尿を済ませてから、夜は食後や入浴直後を避けて寝る前に測定を行うのがおすすめです。
基本的には朝と夜にそれぞれ1機会に2回測定し、その平均値を記録します。5~7日間継続し、全体の平均値が基準値を超えていれば、高血圧症と診断される可能性が高くなります。
家庭血圧が正常範囲内でありながら、診察室血圧が高血圧を示してしまう状態を「白衣高血圧」といいます。
反対に、診察室血圧は正常値であるにもかかわらず、家庭血圧が高い状態を「仮面高血圧」と言います。
病院では通常、日中に血圧を測定するため、夜間や早朝に血圧が上がる場合などには、病院での測定結果だけでは把握しきれない場合があります。そのため、仮面高血圧は病院での測定だけでは気づかれにくく、家庭血圧の測定が重要です。
仮面高血圧には、就寝時に血圧が下がらない「夜間高血圧」、精神的ストレスが原因となる「昼間高血圧」、早朝から血圧が高い「早朝高血圧」があります。
なかでも「早朝高血圧」は、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高いため注意が必要です。
正常血圧から高血圧まで、血圧値は4段階に分類されており診察室血圧と家庭血圧それぞれに設定があります。
「高値血圧」とは高血圧の一歩手前という段階で、生活習慣を改善するなど、医療機関の指導に従い、家庭血圧125mmhg/75mmHgを目標として、血圧が上がらないよう注意をする必要があります。
収縮期血圧 (最高血圧) |
拡張期血圧 (最低血圧) |
|||
---|---|---|---|---|
正常血圧 | < 120 | かつ | < 80 | |
正常 高値血圧 |
120-129 | かつ | < 80 | |
高値血圧 | 130-139 | かつ/ または |
80-89 | |
高血圧 | ≧ 140 | かつ/ または |
≧ 90 | |
収縮期血圧 (最高血圧) |
拡張期血圧 (最低血圧) |
|||
---|---|---|---|---|
正常血圧 | < 115 | かつ | < 75 | |
正常 高値血圧 |
115-124 | かつ | < 75 | |
高値血圧 | 125-134 | かつ/ または |
75-84 | |
高血圧 | ≧ 135 | かつ/ または |
≧ 85 | |
日本高血圧学会 「高血圧治療ガイドライン2019」より |
||||
高血圧は、I度〜III度の3段階に分けられます。
高血圧の分類は、診察室血圧と家庭血圧それぞれに設定があります。
ガイドラインでは家庭血圧を用いた治療が強く推奨されています。
収縮期血圧 (最高血圧) |
拡張期血圧 (最低血圧) |
|||
---|---|---|---|---|
Ⅰ度高血圧 | 140-159 | かつ/ または |
90-99 | |
Ⅱ度高血圧 | 160-179 | かつ/ または |
100-109 | |
Ⅲ度高血圧 | ≧ 180 | かつ/ または |
≧ 110 | |
(孤立性) 収縮期高血圧 ※ |
≧ 140 | かつ | < 90 | |
収縮期血圧 (最高血圧) |
拡張期血圧 (最低血圧) |
|||
---|---|---|---|---|
Ⅰ度高血圧 | 135-144 | かつ/ または |
85-89 | |
Ⅱ度高血圧 | 145-159 | かつ/ または |
90-99 | |
Ⅲ度高血圧 | ≧ 160 | かつ/ または |
≧ 100 | |
(孤立性) 収縮期高血圧 ※ |
≧ 135 | かつ | < 85 | |
血圧の平均値は年代によって異なり、加齢に伴って少しずつ上がります。
年代 | 男性 (mmHg) |
女性 (mmHg) |
---|---|---|
30代 | 119.5/79.1 | 110.8/71.5 |
40代 | 128.3/83.9 | 118.4/76.0 |
50代 | 133.4/86.4 | 125.1/79.0 |
60代 | 138.2/85.0 | 134.7/81.1 |
70代 | 140.9/80.3 | 138.4/78.0 |
降圧目標は、高血圧の合併症である脳心血管障害のリスクをおさえるために定められている指標です。
年齢や合併症の有無などによって降圧目標は異なりますが、大きくは以下の2つに分けられます。
高齢者の場合は血圧の変動が全身に影響を及ぼす可能性もあるため、医師とよく相談した上で治療を進めることが大切です。
目標値(mmHg)
目標値(mmHg)
血圧が高いと指摘されたことがある方は、医療機関を受診し、どんな治療が必要か医師と相談しましょう。また、家庭血圧で自分の血圧推移を記録して持参すると、診断の助けになります。