あなたの診察/検診時の血圧は?
あなたの血圧は、正常血圧です!
この血圧を維持できるように適切な生活習慣を心がけましょう。あなたの血圧は、正常高値血圧です!
生活習慣の改善を行いましょう。
3〜6か月後に再度血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高値血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたの血圧は、高血圧です!
生活習慣の改善を積極的に行う必要があり、通院を強く推奨します。
あなたが今行うべき血圧の管理方法を確認しましょう。
※まずは医師に相談しましょう。
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
あなたが今行うべき血圧の管理方法は?
医療機関への通院を推奨します
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
生活習慣も意識してみましょう。
医療機関への通院を推奨します
生活習慣の改善を積極的に行いましょう。
3か月後に血圧の測定を行い、高血圧でないか確認しましょう。
入浴は体を清潔にするだけではなく、日々の疲れを癒すことで、好きな方も多いかもしれません。しかし、特に寒い冬場の入浴は急激な体温の変化で血圧が大きく上下に変動し、風呂場で失神したり、不整脈や心筋梗塞などを起こしてしまった方をニュースやテレビ番組で耳にした方もいるかもしれません。
急激な温度の変化に伴い、血圧の急激な変動により血管に負担がかかり脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)などの重大な病気が発症することをヒートショックといいます。特に高血圧が持病である方は、お風呂に入る際に気を付けなければなりません。
高血圧のある方が入浴をする際の注意点について解説します。
交感神経の働きで血圧は寒さの刺激で上昇し、暖かくなると低下することが知られています。リビングなどの暖かい部屋から、冷え切った脱衣所や浴室に移動することで体が急激に冷えて血圧が上がります。冬場の入浴の際は、急激な体温の変化を起こさないように工夫することが必要です*1。
温度の変化が大きいほど、血圧の変動は大きくなり、血管に負担がかかります。そのため、入浴の際には血圧が変動しやすく注意が必要です。特に冬は居室と脱衣所や浴室、そして浴槽と温度差が大きくなりやすいと考えられます。
入浴自体が悪いわけではありませんが、特に冬場に入浴する際には、次で説明するヒートショックが起こらないようにすることがとても重要です。
またサウナ浴が好きな方もいらっしゃいますが、サウナ浴は脱水をきたしやすく、温度の変化も大きいことより高血圧の方は控えた方が良いでしょう。温度の変化の他には入浴による脱水にも注意が必要です。入浴前後には水分を十分とり、脱水にならないようにしましょう。
暖かいところでは血管がゆるみ血圧が下がり、逆に寒いところでは血管が収縮することで血圧が上がります。ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が急上昇したり、急降下したりすることで血管に負担がかかることを言います*2。
高血圧の方は普段から血管に負担がかかっているため、動脈硬化が進行していることが多く、またヒートショックで血管に一時的に大きな負担がかかることでも動脈硬化を進行させてしまいます。血管の動脈硬化が進行している人は健康な人よりも血管が狭いため、ヒートショックにより血管が詰まりやすく、脳血管障害(脳梗塞や脳出血など)や虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)の重大な病気が起こる危険性が高くなります。
高血圧の方が冬場に入浴する際は、脱衣所や浴室を事前にあたためてリビングなどの居室との温度差をなくせるように工夫しましょう。42度以上の熱い風呂や、長風呂をすることも心臓に負担をかけます。お風呂の温度は40度前後程度に設定し、10分程度とあまり長風呂にならないように入浴することをお勧めします。入浴前には水分補給をし、脱水にも気を付けましょう。入浴前後のアルコールは控えましょう。お酒の飲酒後は血管が拡張し、血圧が下がりやすくなります。アルコールの影響と入浴の影響で急激な血圧低下をきたすこともあるため、注意が必要です*3。
入浴後は血圧が下がりやすくなっています。入浴後に急に立ち上がった時に、目の前が暗くなったり、ふらつき、めまいが起こることもあります。これは、起立性低血圧と言って、立位(まっすぐに立った姿勢)をとった際に生じる過度の血圧低下です。入浴後は血管が拡張しているために血圧が下がりやすく、立位で血圧が保ちづらいため、起立性低血圧が起こりやすいです。また、高血圧があり、降圧剤を内服していると、血圧が下がりすぎてしまうこともあります。血圧が下がることで脳へ血液が十分に行き届かず、意識消失をきたすこともあります。意識消失による転倒を防ぐため、立ち上がる際にはゆっくり立ち上がり、必ず周囲のものにつかまるようにしましょう。また入浴後の脱衣所も温め、温度変化が起こらないように気を付ける必要があります。
温泉や銭湯などの文化があることから日本人はお風呂が好きな方が多いと思います。
高血圧で治療中の方は血管に動脈硬化が進行している可能性が高く、急激な温度変化による血圧の急激な変化によって脳血管障害や虚血性心疾患など命にかかわる病気が起こることもあります。普段から血圧のコントロールをしっかりすることで動脈硬化の進行を防ぎ、脳血管障害や虚血性心疾患の発症を防ぐことができます*4。生活習慣の改善を日頃から意識し、高血圧のコントロールをしっかり行うことが非常に大切です。
入浴する際は、冬場のヒートショック、夏場の脱水そして入浴後の起立性低血圧などには注意し、安全に入浴するように気を付けましょう。
*1 Ishikawa J. Reduction in central blood pressure after bathing in hot water.Blood Press Monit. 2016 Apr;21(2):80-6
Reduction in central blood pressure after bathing in hot wat... : Blood Pressure Monitoring (lww.com)
*2 The Eurowinter Group. Cold exposure and winter mortality from ischaemic heart disease, cerebrovascular disease, respiratory disease, and all causes in warm and cold regions of Europe. Lancet. 1997 May 10;349(9062):1341-6.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9149695/
*3 Fujiwara T. Difference in evening home blood pressure between before dinner and at bedtime in Japanese elderly hypertensive patients. J Clin Hypertens. 2017 Jul;19(7):731-739.
Difference in evening home blood pressure between before dinner and at bedtime in Japanese elderly hypertensive patients - PMC (nih.gov)
*4 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会.高血圧治療ガイドライン2019. ライフサイエンス出版株式会社. 2019.281p.978-4-89775-386-7 C3047
https://www.jpnsh.jp/data/jsh2019/JSH2019_hp.pdf
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