DEIポリシー

DEI Policy

DEIポリシー策定の背景

活動の背景

CureAppでは、社員数の急増に伴い、個人のライフスタイル、働き方、価値観が多様化してきたこと、さらにはリモートワーク主体での業務環境やプロジェクト数の増加に伴い、組織内の価値観や文化の見えにくさや伝わりづらさにおける課題感から、2022年4月よりDiversity & Inclusion miniプロジェクトを発足し、草の根的に勉強会や啓発の活動を開始しておりました。

ポリシー策定の背景と目的

D&Iは多義的かつ関連する範囲が広く複雑であることから、活動を場当たり的に進めるのではなく、全社一体となり、持続的かつ着実に活動を進めていくために、様々な活動や判断の指針となる共通の価値観を明文化することを目的に本ポリシーを策定しました。
また、今後さらに組織や事業が拡大し、社内のコミュニケーションが多層化、複雑化していく中で、多様な社員1人1人が自分の能力を発揮し、活躍できる職場を作るために、DiversityとInclusionだけではなく、Equityの観点も同様に重要と考え、DEIポリシーとしての策定となりました。
今後は、このDEIポリシーを基準に、社内の共通認識を図り、目指すゴールやそのための測定指標の設定や観測、各種活動を進めていき、継続的に振り返り、軌道修正をしていきます。

DEIポリシーの対象範囲

フルタイムの正社員、契約社員、派遣社員、業務委託の方、インターンなど、CureAppに関わる全ての多様な労働者を対象とします。また、患者、医療機関、特約店、提携企業など、エンドユーザーだけでなく、事業を展開する上でのあらゆるステークホルダーに対しても同様に接し、業界および事業のコミュニティにおけるDEIを推進していきます。

DEIポリシーにおける禁止事項およびポリシーに反する事例への対応

差別禁止は絶対のものであり、差別の潜在的又は現実的なリスクが発覚した場合には、被害者の心理的安全性を確保、保護しながら救済措置を速やかに検討・対応します。

DEIポリシー

背景や価値観の違いによる居心地の悪さがない組織

例えば、年齢、国籍、人種、性別、性的自認、障害の有無、宗教、社会的ステータスなどの違いを認知し、それぞれを受け入れ、自由に思いやりのあるコミュニケーションがとれ、心理的安全性の高い文化がある。

この価値基準で大事にしたいこと

  • 周囲と異なると感じる自身の背景や価値観をオープンにしてもそれを当たり前と感じる文化。
  • 一方でオープンにすることを強要せず、個人の判断に委ね、背景や価値観を明かしても明かさなくても同じように活躍できる文化。
  • 社内全体で助け合う文化があること。
  • 他者の人格や価値観に攻撃的、否定的でないこと。

就労、評価、待遇等において公平である組織

例えば、年齢、国籍、人種、性別、性的自認、障害の有無、宗教、社会的ステータスなどの違いによらず、就労、役職、待遇において、機会が平等であり、かつ評価が公正な状態を支える仕組みや文化がある。

この価値基準で大事にしたいこと

  • リモートワーク、育児・介護等のライフイベントとの両立を含む多様な働き方を前提とした就労環境や人事・評価制度が整備されている
  • 業務の目的や役割に求める期待値を明確にし、表面的な情報やバイアスで評価や判断をしないこと
  • お互いを多様な個人と捉え、お互いの基本的人権を尊重し、差別をしない・させないこと

事業、製品、サービスの体験を通して、ユーザーに不快・不便を感じさせない組織

各事業・製品の想定ユーザーやその取り巻く環境、関係者の視点を取り入れ、アクセシビリティに配慮しながら製品およびサービスの開発を行い、しっかり価値を届けられるようにするとともに、不快な体験をユーザーにさせないようにする。

この価値基準で大事にしたいこと

  • 製品を使用しうる多様な方の視点を取り入れる製品開発プロセスが構築されている。
  • そのために社内に多様な視点が必要だと皆が理解している文化が醸成されている。

CureAppのDEI活動の現在地

  • 2023年7月にこのDEIポリシーにて、CureAppで大切にしていきたい価値基準3つを策定しました。今後、各価値基準ごとに具体的なKGIやKPIを検討し、設定する予定です。
  • HRを含む複数部署のメンバーが関わり、DEI活動を推進していきます。