高血圧ガイドライン | 生活習慣修正医師が処方するアプリ

高血圧治療ガイドライン2019が示す
生活習慣の修正による降圧を実現するための
医師が処方するアプリ

INDEX

高血圧治療ガイドライン2019が示す降圧目標
初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画
生活習慣の修正とは
ガイドラインに沿った生活習慣の修正指導でお困りの方へ（CureApp HT※とは）

※販売名：CureApp HT 高血圧治療補助アプリ
※HT = Hypertension
※使用目的又は効果：成人の本態性高血圧症の治療補助

※イメージです

高血圧治療ガイドライン2019が示す降圧目標

75歳未満の成人
脳血管障害患者両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉鎖なし
冠動脈疾患患者
慢性腎臓病患者（蛋白尿陽性）
糖尿病患者
抗血管薬服用中

目標値（mmHg）

診察室血圧: < 130/80

家庭血圧: < 125/75

75歳以上の高齢者
脳血管障害患者両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉鎖あり、
または未評価
慢性腎臓病患者（蛋白尿陰性）

目標値（mmHg）

診察室血圧: < 140/90

家庭血圧: < 135/85

※日本高血圧学会：高血圧治療ガイドライン2019より作図

初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画

正常血圧者以外の全ての人に生活習慣の修正が推奨されています

正常血圧
120未満 / 80未満

(mmHg)

適切な生活習慣の推奨

1年後に再評価

正常高値血圧
120-129 / 80未満

(mmHg)

生活習慣の修正

3-6ヶ月後に再評価

高値血圧
130-139 / 80-89

(mmHg)

生活習慣の修正 / 非薬物療法

低・中等リスク

概ね3ヶ月後に再評価

十分な降圧がなければ生活習慣の修正 / 非薬物療法の強化

高リスク^＊1

概ね1ヶ月後に再評価

十分な降圧がなければ生活習慣の修正 / 非薬物療法の強化と薬物療法を開始

高血圧
140以上 / 90以上

(mmHg)

生活習慣の修正 / 非薬物療法

低・中等リスク

概ね1ヶ月後に再評価

十分な降圧がなければ生活習慣の修正 / 非薬物療法の強化と薬物療法を開始

高リスク

直ちに薬物療法を開始

*1) 高値血圧レベルでは、後期高齢者（75歳以上）、両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞がある、または未評価の脳血管障害、蛋白尿のない慢性腎臓病、非弁膜症性心房細動の場合は、高リスクであっても中等リスクと同様に対応する。その後の経過で症例ごとに薬物療法の必要性を検討する。

※日本高血圧学会：高血圧治療ガイドライン2019より作図

生活習慣の修正とは

生活習慣修正のポイント

個々の病態に応じた生活指導を行う
明確な降圧目標の設定と、その達成のための
具体的な計画の共有

※日本高血圧学会：高血圧治療ガイドライン2019より作図

減塩

減塩目標は食塩6g/日未満を強く推奨されています。
栄養素と食事パターン

カリウムを多く含む野菜・果物を積極的に摂取し、飽和脂肪酸・コレステロールの摂取を控える。多価不飽和脂肪酸や低脂肪乳製品の積極的摂取も推奨されています。
適正体重の維持

我が国で肥満と判定するBody Mass Index（BMI）25未満の維持が推奨されています。
※BMI=体重(kg) /（身長(m)² ）
運動

軽強度の有酸素運動（動的および静的負荷運動）を毎日30分、または週180分以上行うことが推奨されています。ただし、運動療法の対象者はⅡ度高血圧以下の血圧値で脳心血管病のない高血圧患者とされています。Ⅲ度高血圧を超える場合は降圧後に運動療法を施行するとされています。
節酒

エタノール換算として以下のように制限することが推奨されています。
男性：
20-30mL/日以下（日本酒1合、ビール中瓶1本, 焼酎半合, ウィスキーダブル1杯, ワイン2杯に相当）

女性：
10-20mL/日以下（日本酒0.5合、ビール中瓶0.5本, 焼酎0.25合, ウィスキーシングル1杯, ワイン1杯に相当）
禁煙

禁煙の治療・指導と受動喫煙の防止に努めることが推奨されています。必要に応じて、禁煙補助薬なども考慮することとされています。
その他

防寒や情動ストレスの管理などを行います。複合的な生活習慣の修正はより効果的です。